2009年10月30日金曜日

本1:「ならの小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。 著中川政七商店 十三代 中川 淳

昨日早速1日飛ばしてしまった。何を書くか迷ったあげく、何も書けなかったが、今日は僕が読んで面白かった本のことを書こうと思う。

われわれ堀田カーペットも、中小企業でなんとか自社ブランドを打ち立てたいと日々まい進している会社であるが、そんなわれわれのような会社に一つの道筋を示してくれている本だと思う。

本の中身は、僕が説明するより実際に読んでもらったほうがはるかにいいのでここ書くのはやめておく。
本の中で、中川氏は、「本を読むだけでは何も意味がない。行動をおこさなければ」といった趣旨のことを書かれている。当然本の内容もすばらしいが、なによりも僕はこの姿勢に一番感銘を受けた。

経営者ならばあたりまえかもしれないが、多くの本からいろいろなことを学び、刺激を受ける。(特に僕のような経営のことをわかっていない人間にとっては更にである)でも、行動に移すことは、簡単なことではない。そこには多くの壁があるし、その壁にぶつかったときに「突破」できず、多くの言い訳を探してそこで立ち止まってしまう。

中川氏は、多くの壁を「突破」したのだろう。本の中では、詳しくどうやって突破したかはかかれていないが、当然のことながら多くの苦労を重ね、試行錯誤し、なによりもすぐに行動に移してこられたのだと思う。

僕は「突破する」という言葉が好きだ。突破するには「行動力」、「スピード」、「慎重さ」、「リーダーシップ」、「コミュニケーション能力」すべてを「デザインする(中川氏の言葉より)」能力が必要だと思う。「突破」できたとき、一つ会社として人間として成長できたと実感できる。

こういった本を読むと益々、まだまだ自分の勉強の足りなさ、人間としての薄っぺらさを感じるが、まずは行動をおこし「突破」したいと思う。

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