2010年2月14日日曜日

『音』を詠む研ぎ澄まされた感性

競艇小僧です。

最近カメラを買って機嫌良く遊んでいると・・・
Mマネージャーが「シャッター音が良いね」と。
一度もシャッター音について気にしていなかったのでそう言えば・・・
その後ネットで調べると非常に多くの方々も同じ意見を持っていた。

ニコンのカメラのシャッターを切る『音』。
シャッター音で、被写体と向き合う自分だけの世界を一瞬にして切り取る。

シャネルの口紅の、キャップを閉めるときの『音』。
口紅を閉める音で、鏡に向き合う自分だけのメーキャップを完成させる。

レクサスのドアを閉めるときの、静かな「カチッ」という『音』。
ドアを閉める音で、自分だけの極上空間への誘い。

高級トイレの水を流した時の水の『音』
リラックスした後の小さなリッチ感。

音は本来、カメラ、口紅、車、トイレに必要な機能ではありませんが、このような付加価値がブランドの世界観を伝えるのに重要な役割を果たしているのでしょう。
ブランド品を買うことは簡単ですがブランドの世界観を理解するには非常に研ぎ澄まされた感性が必須です。

きっと私たちが創るカーペットにも違う付加価値があるはずです。
まだ、もの創りをしている私たち自身に研ぎ澄まされた感性が足りないようだ。

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