2010年5月27日木曜日

模倣品についての見解

3代目です。

中国で上海万博がはじまり、世界中から注目される中でまたもや模倣品について問題が出ています。
日本のインテリア業界でも似たような商品をたくさんみかけます。
では、そもそも模倣品をつくったらなぜいけないのか?

〔模倣品をつくっているという認識がない〕
そもそも模倣品であるという認識すらなく、似たものを作っているという認識すらない。これは論外なのかもしれません。

〔模倣品をつくることに後ろめたさがない〕
人の真似した商品をつくっているが、それを堂々とやる。そのあと開き直る。中国がこのパターンかもしれませんね。

〔会社にビジョンがない〕
仮に真似をしたとして、その先自社をどういう方向に導くのか??もしかしたら戦後の日本の自動車産業は、「自らの力で世界と戦える商品をつくるんだ」という強いビジョンがあったのかもしれません。

〔正規品よりも粗悪な商品をつくる〕
これもたちが悪いですね。せっかく真似をするなら正規品よりも良いものをつくってくれれば、正規品を作っている会社も改善すべき点を見つけられるかもしれません。でも多くの模倣品は、正規品に対し粗悪なものをつくってします。

堀田カーペットも開発をはじめるときは、自分たちが良いと思ったものを参考にするケースはあります。でも最後はそのものよりも良いもの、感性が違うものに仕上げていきます。
ものづくりは、この基本からはずれてしまうと、単なる価格競争に追い込まれていくし、ビジョンも失う。

堀田カーペットは常に新しいものをつくり出せる会社でありたいと思います。

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