2010年1月28日木曜日

芸術の国フランスより③メゾン・エ・オブジェ


3代目です。
フランスからの最終回です。
展示会に行ってきました。正直いって僕たちのようなカーペットメーカーにとって、直接的に役に立つ(たくさんのカーペットの新作が見れる等)ものではありませんでしたが、一番の印象は、見せ方がとてもうまいことです。
写真は、自社のネームカードを、こんな感じで配っていました。ちょっとしたアイディアでぜんぜん印象がかわりますよね。
ただ単に良いカーペットを作るだけでなく、その見せ方の重要性をあらためて感じました。
次のブックの参考にしたいと思います。

2010年1月25日月曜日

好きな色と嫌な仕事

Mgr.Mです。  

突然ですが何色が好きですか?
どんな仕事が苦手ですか?

私は『緑』が好きです。
でも、色の話で誰かに『緑が好き』と話した後にいつも自問自答することがある。本当に『緑』が好きなのかと。
少なくとも小学生の高学年の頃には『緑』が好きだったと記憶しているが、自分の持ち物に『緑色』の物が少ないし、あったとしても小物ばかりである。

古い友人達には私のイメージ色は『赤』らしく、いつも『赤い物』を身につけていたように思われていたようだし、事実『赤い物』はたくさん買った覚えがあるのに『緑色の物』はほんのわずかである。気になる『緑色』の物はたくさんあるのに・・・。
ひょっとして、『赤』の方が好きなのか?

私は細々としたことが嫌いである。
出来れば細々した仕事も避けたいものだと思っている。
100万単位の事柄に、体制に影響がないと思いながらも10や20違うことでブツブツ独り言を云いながら作業して、その違いを解明してひとり悦に浸っている自分もます。
ひょっとして、細々した仕事が好きなの?

干支の回りが4週目後半にもかかわらず、今一度じっくりと自分を見つめ直そうと思っている今日この頃です。

2010年1月24日日曜日

芸術の国フランスより②街並み


3代目です。
今回は、パリの街並みを紹介します。
ヨーロッパの国々はみんなそうなのかもしれませんが、古い建物と新しい建物が本当にうまく融合している。とても美しい。写真ではなかなか伝わらないが、街そのものから発せられる質感を感じる。
当然日本とは生活スタイルが違うし、人口の分布も違うので簡単にいえることではないのかもしれないけど、ヨーロッパ諸国の街づくりは本当にうまい。美しい。
世界有数の都市、東京や大阪も、ただの一大都市にならないように、日本ならではの街づくりをしていってほしいと思うパリの街散策でした。
パリの感性の豊かさは、街そのものから発せられているものなかもしれません。

芸術の国フランスより①最高におしゃれでおいしい食事





3代目です。



少しブログ滞っていました。今メゾン・エ・オブジェという展示会の視察のため、フランスパリに来ています。今日から何回かにわけてフランスパリでの出来事を書こうと思います。



今回のテーマは「パリのレストラン」。


とにかくおしゃれにつきる。店の雰囲気、食器、盛り付け・・。いちいちおしゃれなんです。左上の写真は、僕が泊まっているホテルHOTEL DUOのレストラン。黄緑のソファーに、紫のカーペット、アイボリーのペンキ壁。ただ残念なのが、カーペット。アクリルのタフト商品が使われていました。



フランスにいると、本当にどこにいってもデザインがとても洗練されているので、本質を見失いそうになりますが、「ウールの織りカーペット」が持つ本物の質感を、洗練されたフランスのデザインと融合させてもらいたいものです。


でもここで食べた朝食のクロワッサン。味は本物でした。


フランスは、感性を刺激され続けます!明日からも楽しみです。

2010年1月19日火曜日

基礎の重要性

競艇小僧です。

最近つくづく感じることですが、基礎の重要性を痛感します。

競艇においてもペラを思い通りの形、角度にするには簡単そうで
非常に難しいようです。
何年もかけてようやく身に付く技術だそうです。

サッカーも同じです。リフティングがしっかり出来ない選手は
思い通りにボールを止めれないし、蹴れません。

ついついショートカットをして先に進みたくなるのが情ですが
自分で手綱を締めてセーブしないと・・・。
詳しいカメラの使い方がわからないのに無性に一眼レフカメラがほしく
なっている今日この頃です。

2010年1月18日月曜日

目的と手段

3代目です。

先週の土曜日、僕が所属している同友会という経営者集団の新年会にいってきました。
同友会は異業種の経営者にもたくさんお会いできますし、大変勉強になることもたくさんあります。

ただ、意識しておかないといけないことは、同友会に参加することは、あくまでも堀田カーペットを維持・発展させていく手段であって、同友会に参加することが目的ではありません。
このことをしっかり頭に入れておかないと、参加することに満足し、「勉強になるなあ」の一言で終わってしまいます。これはただの自己満足。

学んだことをいかに行動に移せるか。これがもっとも重要なことです。

普段の仕事においても同じことが言えることがたくさんあるのではないでしょうか。
行き詰ったとき、もう一度その仕事の目的をみつめてみると、なにか解決の糸口がみつかるかもしれません。

2010年1月16日土曜日

経営者の役割

3代目です。

最近よくかんがえるのですが、そもそも経営者の役割ってなんでしょうか?
「会社を維持・発展させること」だと聞いたことがありますが、ではなにをもって??

僕が思うに「判断力」と「決断力」なのだと思います。

さまざまな環境を考慮し、最適なバランスを見つける「判断力」。
そしてそれよりも重要なのが、その判断力によって導き出した推論を、実行するか決断することだと思います。

高度な経営判断が必要な事項のほとんどは、正しい結論など誰にもわからないことを、極力さまざまな意見、環境を考慮して判断されているはずです。
誰にもわからないからこそ、会社の方向性を指し示す「決断」をしなければならない。

会社内で発言するときに少し自分の発言を考えてみてください。その発言は、会社の方向性として正しい「決断」だと言い切って、前に進むことができるでしょうか??ただの愚痴ではないでしょうか??

意見をいうことは大変重要ですが、その意見にどれだけ責任をもって発言しているかは、その意見を通すためにも重要な要素なのだと僕は思います。

アラジンのストーブとウイルトン織機

久しぶりのMgr.Mです。

2~3日前、仕事を終え家に帰ると『灯油が無くなったから買ってきて』
と、嫁の声。

買って帰った灯油をアラジン君にシュポシュポシュポ。
ストーブの芯を調整し、そっとマッチの炎を・・・アラジンに青い火が灯る。
少なくとも25年は冬になるとこの儀式をしているように思う。

社内の絨毯を織っている職人さん達は、
織機を動かす前のに朝一番にアブラを機械に注し、
その日の織機の機嫌はどうかと、織機に語りかけている・・・
織機のスイッチを入れる。
この時一日で一番緊張する瞬間なのだと聞いたことがある。
これが職人である織工(オリコウ)の儀式である。
大袈裟な笑い話のようだが、本当の話である。

寒い日、暑い日、雨の日、晴れの日と、
微妙に織り上がりに差が出るこの古いタイプのウイルトン織機たち。
もっと簡単にボタン一つで製織できる量産型タフトマシンと比べると、
エアコンファンヒーターとアラジンのストーブとの違いのように思える。

アラジンのストーブと同じイギリスで発明されたこのウイルトン織機。
この会社のウイルトン織機は日本製ではあるが、
新しい物でも30年以上もコマメなメンテナンスと愛情を持って使い続けられている。
緑色に塗装され、ボルトはすべてインチサイズ。
伝統と誇りそして何よりも人間くさい味が有るように私はひそかに思っている。(この意味が判る人は泥沼人生を楽しんでいる人が多いことでしょう)

そんな織機で織りあげた私たちの作る絨毯は
ご使用頂くにも、ちょっとした手間と愛情が必要です。
お客様の足下で長く一緒に過ごして頂くために・・・・

2010年1月13日水曜日

美しい姿

競艇小僧です。

先日私は久々に美しい人を見た。
とはいってもそれは容姿端麗な髪の綺麗な女性ではない。

10分程度の会話で格の違い、圧倒的人間観、漲る誇りを見せつけられる。
これは久々の衝撃である。
隣にいた私の友人もすぐに気づいた。

信念の違いだろうか・・・。
しばらく考えたが解なし。

あまり多くを語る人ではないが何か違う。
どんな職種の仕事でも共通している”何か”。

技術、知識、コミュニケーション能力、危機管理能力等ではない。
スケールが違う”何か”を着飾っているその背中は実に美しい姿だった。

10年後、自分の背中は何を着飾っているのか?
楽しみでもあり不安でもある。

2010年1月12日火曜日

来々亭

3代目です。

昨日晩御飯を食べに久しぶりにラーメン屋の来々亭にいってきました。
ラーメンがうまいかどうかは、正直よくわかりませんが、店員さんがとってもいい。
とにかく情熱的なんです。

あの情熱はどこからくるものなのでしょうか?
お店に行くと、どこの店にいっても店長の意気込みが言葉で記されています。
昨日のお店では「お客様のおいしかったという言葉を聞くために、最高のラーメンをつくります」みたいなことがかかれていました。

書いてある内容は、はっきりいってたいしたことが書かれているわけではありませんが、それをお客様全員に公開していること、働いている人が共有していることが重要なことなのだと思います。

堀田カーペットも早く同じ方向で仕事ができる体制をつくっていきたいと思います。

2010年1月8日金曜日

マーケティング

3代目です。

昨日東京に遅いあいさつ回りにいってきました。
普段、工場にいると、ものづくりのことばかりが中心になってしまいますし、もしかしたらメーカーの自己満足の商品開発に陥っていることもあるのかもしれません。

東京にいくと、実際にどのように販売するのか、お客様は何を望んでおられるのか、など商品開発に役にたつ情報をたくさん吸収することができます。

いいものをつくっているだけでは、なかなか市場に受け入れてもらえない。でもいいものをつくらないと市場で勝ち残っていけない。どんな商品を、どうやって売るのかが大変重要です。
われわれが向かっている方向性が正しいのか、を確認する上で、東京で吸収できる情報は貴重です。

なんだか当たり前の話なのですが、実践することは難しいですね!
行動あるのみ。最後はここにいきついてしまいます。

2010年1月6日水曜日

実体験の重要性

3代目です。

年始はやっぱりどたばたします。年末からの継続の仕事から、年末片付かなかった仕事、・・。
そん中、本日某ホテルのカーペット工事の立会いに行ってきました。

通常僕たちは、カーペットは「安全」、「快適」、「エコ」という営業をしておりますが、いくら言葉で説明しても、なんとなくわかったつもりにはなりますが、なかなか腹に落ちないものです。

ですが、本日施工現場は、「合成繊維のタフトのタイルカーペット」と「ウールの織りロールカーペット」を比較することができる現場でした。
ブログなので、またもや言葉でしかお伝えできないのですが、異次元の差が存在しました。
「足のふみ心地」、「反響音」、「質感」、どれをとってもやはりウールの織りカーペットはすばらしい!

営業をしていると、いかにうまく、簡潔にカーペットのよさを表現するかは大変重要なことなのですが、なによりも使っていただくこと!
これ以上の営業はないと、あらためて痛感しました。

もっともっとウールの織りカーペットの心地よさを、お客様にお伝えしたいものです。

2010年1月5日火曜日

明けましておめでとうございます

3代目です。

新年のご挨拶が遅くなってしまいました。
明けましておめでとうございます。
今日が堀田カーペットの仕事初めです。

堀田カーペットでは毎年書初めをしています。
僕の今年の初心表明です。

『「知恵・情熱・意志」を持って仕事に取り組む』

です。

前職で教わったいい仕事をする秘訣ですが、いつの間にか忘れてしまっていたように思います。
昨日前職の後輩にあって、あらためて仕事をはじめたばかりのころのことを思い出しました。

社員のみんなにも知恵(頭を使うこと)、情熱(一生懸命がんばること)、意志(自分の考えを持つこと)を意識した仕事を心がけてもらいたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。