昨日お客様とともに、山本産業さんにお邪魔してきました。
こんなに近くにある同じ業界の山本産業さんですが、はじめて工場に行ってきました。
山本産業さんはタフト工場で、バッキングの技術に優れたすばらしいタフト屋さんです。
タフトというのは、堀田カーペットがつくるウィルトンカーペットの生産能力の軽く50倍以上はある設備です。工場のつくりもぜんぜん違って、検査機器や検査設備も整ったすばらしい工場でした。
ウィルトンとタフトを比較すると、工芸品と工業品といった違いがあるように思います。
まったくものづくりが違う。
現在のインテリア市場は、タフトとウィルトンを比較して価格競争をすることがありますが、勝てるわけがありません。
フローリングにも無垢板と合板の違いがあるように、カーペットにも歴然とした差があります。
どちらが優れているというものではなく、それぞれしっかり使い分けられるべきです。
一生の買い物をする住宅や、高級感のあるホテルには、やっぱりウールの織りカーペットを使うべきだと思います。
もっともっとウールの織りカーペットを知っていただけるようにしていかなければならないと思います。
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