3代目です。
先日お邪魔してきた京都の住宅。
約20年使用したカーペットだそうですが、状態は大変きれいで敷きかえるのがもったいないほどのカーペットだったので、こちらでお引取りして復元することにしました。
糸量も相当使っているカーペットなので、ぜんぜん使用には問題ないのですが、家具のあとが目立っていたので、それを復元しました。
特に特殊なことをしたわけではなく、ただスチームをへこんだところにあてただけです。
それだけでほとんどわからない状態になるんですよ!
これはウールの織物カーペットならではの特性です。
タフトカーペットだと、貼り合わさっている樹脂が破壊されてしまうので、ここまで復元しませんし、合成繊維はまったくといっていいほど復元しません。
20年使うことができるカーペットは、やっぱりウールの織りカーペットです。
写真ではなかなか表現できませんが、スチームすることによって、ウールのしなやかさやしっとりした質感まで戻ります。ひからびたスポンジに水を含ませたようです。
このカーペットを来週またおさめに行きます。
楽しみです。
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