2011年5月20日金曜日

工事をして始めて商品となるカーペット

3代目です。

今日は朝から京都の現場に行ってきました。
用件はお施主様からカーペットにしわがあるとのご指摘で、行って参りました。

実際の作業はというと、わずか10分ほどで終わる作業だったのですが、職人一人、私と2人で大阪から京都まで走ってきました。

決して文句を言っているわけではありません。
お施主様からするとごくごく当たり前のご指摘。
高い買い物をしたわけですから、綺麗におさめてあたり前です。
逆にご指摘いただき、それを丁寧におさめることでまた信頼していただける。

何が言いたいのかというと、工事をして始めて製品になるカーペットにとって大変難しい問題です。
材料だけであれば、極端なことをいうと、お施主様にお送りして終了。

でも工事が必要ということは、どんな小さな工事であっても、最低職人が一人必要になります。
それが2時間移動して、10分の仕事であっても、必要な人工となります。

今回の10分というのは極端ですが、仮に6畳1部屋を工事する場合、3時間程度で終わってしまいます。

工事をする会社にとっては、6畳1部屋でも3部屋でもかかる材料費は変わっても、工事費はほとんどかわりません。
でもお施主様にとっては、「なんで?」と思うわけです。

これは、仕組みの問題。

ここに工事会社さんの付加価値があるのです。

カーペットは工事をして初めて製品になる。
施工職人と話をすることで、身にしみてよくわかります。

じゃあ堀田カーペットは何ができるのか?
しっかり考えないといけないと思います。

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