2012年12月27日木曜日

2012年ご挨拶

堀田カーペットは本日で2012年の業務を終了いたしました。
昨年、大変厳しい経済環境の上、台風12号での被災という大きなダメージを受けましたが、本当に多くの皆様のおかげで、2012年は順調にスタートを切ることができました。

僕自身、今年が終了してようやく堀田カーペットで丸5年間経過したことになります。
自分でいうのもなんですが、今年は自分自身の成長を一番感じることができた年になりました。

どう表現したらよいか難しいですが、いわゆる経営者としての覚悟というやつが少しわかったというのがもっともしっくりきます。

今年の年末にかけ、堀田カーペットの生産現場は納期に追われ、現場のみんなは朝7:00から夜8:00まで仕事、という過酷な環境の中、すべての納期をクリアしてくれました。みんなのがんばりに頭が下がります。

僕個人としては、今年3月に専務取締役に就任いたしました。
だからといって仕事の内容がかわったわけではありませんが、今になってようやく身の引き締まる思いがすると同時に、これだけがんばってくれているにも関わらずなかなか会社を好転させられない申し訳なさがあります。

もちろん何も手を打っていない訳ではなく、来年には確実に好転すると確信を持っています。

みんなのがんばりを、しっかり会社の利益に、みんなの幸せのための原資にできるように、来年もがんばっていきたいと思います。

今年も大変お世話になりました。
皆様のおかげで無事、2012年の業務も終えることができました。

来年も引き続き、皆様とともに良い仕事ができるように、精進して参りたいと思います。

それでは、皆様よいお年をお迎えください。
ありがとうございます。

うちの工場長と良く愛されキャラ

うちの工場のドンたち(笑)怒られそう・・

堀田カーペットミュージシャン!(真ん中)

元気いっぱいの子供達!



2012年12月23日日曜日

『カーペット』をじっくり考えた商品開発

寒いですねえ!

さて、現在来年の新商品発表に向けて商品開発に打ち込んでいます。
まだ詳細はあかせませんが、今回の商品開発はまったく新しい取り組みになると思っています。

『カーペット』ってそもそもなんなんだろう?

単に敷けばそれでいいのか?
デザイナーから出てきたグラフィックを、そのまま再現すればそれでいいのだろうか?
どっかで見たことあるよなあ・・?
どこで買えるんだろう?
・・・

様々なカーペットの要素を分解し、考え抜いて商品をつくっていっています。

新しく自分でブランドをつくる!

いろいろなチャレンジをしています。

お客様に商品を通じて愛情が伝わる、そんな商品を来年ご紹介したいと思います。
お楽しみに!

開発途中ですが、ちょっとだけ写真を。



2012年12月18日火曜日

小さな会社の生きる道

以前にもご紹介させていただきましたが、

「小さな会社の生きる道」中川政七商店 中川 淳 著

に堀田カーペットの取り組みが30ページにわたって紹介されています。
カーペット業界のおかれた環境、我社の現状が非常にリアルにおわかりいただける本だと思います。

経営書としても本当におすすめの本です。

よろしければぜひご覧になってください。

僕はカーペットもエンドユーザーさんと丁寧にコミュニケーションがとれる商材にしていきたいと思います。

少しでもお使いになられる方におつたえしていくことで、現在新築床面積の0.2%にまで減少しているカーペットの市場回復につながればと思います。

「carpetroom」ぜひご覧になってみてください。
おバカなサイトになっていますが、心底カーペットを愛しているウェブサイトです!

これからもカーペットをよろしくお願いいたします

2012年12月5日水曜日

東京造形大学での授業

11月の初旬から1ヶ月間合計10時間程度、東京造形大学のテキスタイル学科の皆さんに授業をさせていただく機会をいただき、昨日最後の授業でした。

昨日の授業は、これまで勉強してもらった「ウール糸」「カーペットのテクスチャー(立体感)」をベースに、それぞれが思う空間にカーペットを提案するというプレゼンをやっていただきました。

正直なところ、10時間でどこまで理解してもらえているのか不安で、プレゼンそのものには大きな期待はしていなかったのですが、皆さんそれを裏切ってくれました!

本当にすばらしいプレゼンでした。

カーペットは「踏んで使う」唯一のファブリック。「感じること」ができるファブリックなんです。床は空間において目に入る面積も広く、空間デザインに与える影響も大きい。
そんなカーペットの特性をちゃんと理解し、プレゼンしていただきました。

今回の授業を通じて、あらためてカーペットの奥深さを自分たち自身が感じることができたし、ものづくりの可能性をあらためて感じています。

堀田カーペットのビジョン作成にむけても本当に良い機会となりました。

こういった機会をいただけた、東京造形大学大橋教授、川島織物セルコン様には心から感謝しています。また授業に向けて協力していただいた、ニッシンカーペット様、比楽紡績様、山野染工様、北嶋染工様、皆さんのおかげで学生の皆さんに正しくお伝えすることができたと思っています。

この場をおかえりし、感謝申し上げます。

これを機に、少しでもカーペットに興味を持ってもらい、カーペットデザイナーや織工、もしかしたらインテリアデザイナー、建築家、どんな形で関わることになるかわかりませんが、いつか学んでもらった学生と一緒に仕事で関われることがあれば、本当にうれしく思います。

インテリア業界のあらたな小さな光になることも期待しています。

楽しかった!ありがとうございます!

大橋教授と記念撮影!

2012年12月3日月曜日

カーペット大好き!

久しぶりの投稿になってしまいました。
いろいろ物思いにふけっておりました(笑)

さてさて、僕は「堀田カーペットビジョン」策定のために、入社以来悶々としていたのですが、ちょっとずつ見えてきたことがあります。

それは「カーペットの生活、カーペットのものづくりが大好き!」ということ。

ビジョンを考えるにあたって、「われわれはお客様に何を提供してるんだろう?」とか「堀田カーペットの存在意義は?」とか「どうやって社会に貢献してるんだろう?」とかとかいわゆる一般的によくいわれていることを考え続けている訳ですが(今も考えていますが)、結局いきつくところは、「カーペットのものづくりが誰よりも好きである!」ということなのではないかと。

誤解を恐れずいうならば、「新しい価値あるカーペットをつくる」ために営業活動しているといっても過言ではないのかもしれないなと。

カーペットメーカーなら普通のことなのかもしれませんが、おそらくどこのカーペットメーカーよりも、堀田カーペットのみんなはカーペットのものづくりを愛していると言い切れます!

このアイデンティティは何事にもかえられない堀田のDNAなわけです。

もうちょっと考えていかなければなりませんが、なんとなく「軸」がはっきりしてきた気がしています。この数週間のきづきは非常に大きい!

日々、成長が感じられたりきづきがあったりすることって、本当にすばらしいことだなと思っています。また新しいきづきのために、今日からがんばっていきます!