Windsor DepartmentはDRILL DEIGN,TAIJI FUJIMORI,Inoda+Svejeという3組のデザイナーが歴史ある椅子「ウィンザーチェア」をテーマに取り組んでいるデザインユニットです。
今回堀田カーペットも約半年をかけて、この3組それぞれがデザインした「ラグ」を同時に展示してもらいました。
以前にもブログで書いたのですが、カーペットデザインの最大の要素は「立体感」にあると思っています。その立体感をそれぞれのデザイナーの解釈で、それぞれの「らしさ」のあるラグのデザインを、それぞれの方法で開発をしてきました。
TAIJI FUJIMORI
「GizaGiza」「Shimashima」
藤森さんの僕のイメージは「モダン」なイメージ。
開発の方法もおもしろくて、カーペットデザインを「模型」で送ってくれました。
それを再現してつくってきたのが、このラグ!
「GIZAGIZA」はまさしく名前のとおりパイル長を変化させて立体感を表現しています。
GIZAGIZA |
GIZAGIZAと椅子 |
「SHIMASHIMA」はカットとループの高さをかえて、左からみた時のいろと右から見たときの色が変わって見えるというラグになりました。
「FLOCCUS」(羊雲)
DRILL DESIGNの僕のイメージは「丸くてかわいい」「絶妙」というイメージ。
開発のときは、柄の大きさを実際の人間の大きさや椅子の大きさをグラフィックに落とし込んで、微妙な大きさを追求していきました。
「羊雲」をどのように立体的に見せるか?!「糸使い」「織り組織」を様々試作を繰り返してできたラグがこれ!実はこの2つは同じグラフィックを使って表現しています。
FLOCCUS1 |
FLOCCUS2 |